【SV S17 最終48位】灼熱炎ポンコータス

みなさんこんにちはウルシです。

S17お疲れ様でした。最終順位48位と2桁を取ることが出来たので記事を書きました。

 

 

【構築コンセプト】

・相手の思考から想定外の行動で対戦テンポを取りつつ試合を優位に運ぶ

・パーティー上苦手なポケモンを選出誘導し逆にカモる

 

【構築経緯】

自分が所属しているサーバ内(じんポケ)で晴れパ(コータス+ホムラ)が流行っていた為、自分も使用したいと思いコタホムラから考え始めた。

コータスの持ち物は[脱出パック][熱い岩]が採用される事が多いが、相手の思考から外れる動きが出来る【脱出ボタン】を持たせたいと初めから考えていた。

脱出ボタンコータスの後出しを考えた際に、初手を任せるポケモンには対面操作技+ひでりの恩恵を受けられるポケモンを探した。第一候補に蜻蛉持ちトドロクツキが上がったが、ボックス内にトドツキがいなかった為、蜻蛉持ち炎ポンを代用した所かなり使用感が良かったのでそのまま採用した。この時点で炎ポン+コータス+ウガツホムラの並びが出来たが、岩・地面技の一貫があまりにも痛い為ウガツホムラを構築から外し、ひでりの恩恵を受けつつ雑に使って強いハバカミと入れ替えた。

 

基本構築

 

上記3匹ではきつい要素として、

・鉢巻パオジアン

・竜舞orスケショカイリュー

・スカーフラオス

・キョジオーン

・初手ノマテラガチグマ

などが挙げられた。

パオ・カイリューラオス等の物理受けとしてヘイラッシャ、キョジオーンやランドロスに強く行動保証のある氷テラバブリジュラス、コータス+ブリジュラスが構築にいることで誘いやすい初手ガチグマに強く出れるラムカイリュー(後にチョッキに変更)を入れて構築が完成した。

 

※脱出ボタン持ちが対面操作技を受けた時、相手のポケモンは入れ替える事が出来なく、ボタン持ちのポケモンだけが入れ替われる謎使用があります。

例 初手炎ポンvs.ランドロス

→炎ポン蜻蛉→コータス後出し→ランド蜻蛉→ボタン発動→再度炎ポン着地(威嚇解除+ひでり)→ランドは交代出来ずそのまま→蔦棍棒処理のようなルートが取れます。

 

【個体解説】

炎オーガポン@面

ラスタル

155-172(252)-105(4)-×-116-178(252+)

棍棒/パワーウィップ/じゃれつく/蜻蛉返り

S15最終7位のアーデルさんと同じ個体で使用してます。

 

構築のエース。初手出しから対面有利な場合は積極的にテラスを切って殴りに行き、不利な場合は蜻蛉返りで裏に引く。引き先はコータスorラッシャが多い。

技構成は蔦棍棒と蜻蛉返りは確定、タイプ一致で高火力なパワーウィップカイリューへの打点としてのじゃれつくを採用した。

Sがアローラキュウコンより速いのが偉い。ラティ兄弟と同速の為初手で対面した際は気まずいが、自分は初手テラスじゃれつくで突っ込んでた。

晴れテラス蔦崑棒の火力が馬鹿なので、相手の構築に遅めのポケモンが多く並んでいる時はポンコータスの二匹で破壊していた。

 

コータス@脱出ボタン

ラスタルひこう

177(252)-×-211(252+)-105-91(4)-×

あくび/まもる/火炎放射/地割れ

 

オーガポンの相棒。引き先として物理技を受ける機会が多かった為防御方面に硬く努力値を割いた。持ち物がボタンであることから序盤中盤に場に残ることが少なく、ラスト1VS1に特化した技構成とした。あくび→まもるで相手のポケモンを眠らせた後、放射or地割れで相手を倒すことが出来るのでボタン発動後もそれなりに仕事をしてくれた。

テラスは1度も使用しなかったが地面技を透かせるひこうで採用した。

 

ハバタクカミ@襷

ラスタルステラ

131(4)-×-75-205(252+)-155-187(252)

ムンフォ/シャドボ/テラバースト/滅びの歌

 

初手・後発どちらで出しても強く選出率1位。シーズン中盤に初手持久力ブリが流行していた為、コータスと組ませず初手から出すことも多かった。

技構成はタイプ一致技のムンフォ・シャドボ、ステラと相性の良いテラバースト、ステラバを打ってCダウン後に起点されることを回避できる滅びの歌とした。

実際に相手の2匹目のポケモンをステラバーストで処理→3匹目に滅びの歌→ヘイラッシャで詰ませる対戦が何度もあったので滅びの歌の採用はかなり良かったと思う。

 

ヘイラッシャ@残飯

テラスタイプフェアリー

257(252)-120-183(252+)-×-86(4)-55

ボディプレス/ゆきなだれ/あくび/まもる

S15最終7位のアーデルさんと同じ個体で使用してます。

 

パオ・カイリューラオス等の物理受けとして採用した。初めてこのポケモンを使用したがあまりにも頼もしすぎた。物理受けは勿論、特殊攻撃も大抵は1発耐えるので、あくびループに入れられれば勝手にHPが回復していき何度も相手を詰ませていた。

パオの零度だけはマジでどうしようもないから勘弁してほしい...

 

ブリジュラス@パワフルハーブ

ラスタル

165-×-150-194(252+)-86(4)-137(252)

流星群/ラスカ/エレクトロビーム/テラバースト

 

S15最終54位を取った時と同じ型なので特に語ることは無い。

パワフルハーブエレクトビームは強く、氷テラバーストは微妙...以上

 

 カイリュー@突撃チョッキorラムのみor弱点保険

ラスタル

198(252)-203(244+)-155-×-120-102(12)

けたぐり/アクジェorしんそく/アイへ/じしん

 

構築にコータス、ブリジュラスがいることからガチグマを初手出しされることが多く、そこに強い枠で採用した。シーズン序盤・中盤はラムの実で採用することであくびガチグマ・電磁波カミを無償突破することもあったが、終盤はチョッキガチグマ・瞑想カミが多く感じたので持ち物を突撃チョッキに変更した。最終戦は圧倒的特殊耐久によりテラスなしの状況から眼鏡カミをアイへ→アクジェで処理、あくびガチグマをけたぐり→けたぐりで処理するという凄技をやってのけた。持ち物・技選択に関しては構築によって変えるのが良いと思われる。

 

【選出】

VS対面構築

1初手炎ポン+コータス+ハバカミorラッシャ

2カイリュー+カミ+@1

相手の構築を見たときに1で破壊出来そうな時は1で行く。※5割ぐらい

無理な時は2のパターン。対面性能が高いポケモンが揃っているので基本的に何とかなった。

 

VSサイクル

炎ポン+コータス+ハバカミ

コータスのひでり+炎ポンの圧倒的火力で破壊していた。ハバカミのC上昇ステラの火力も高くスイープ性能抜群だった。

 

VS受けループ

炎ポン+ハバカミ+@1

ラウドボーン入りは勝てないが、いなければ炎ポンで何とかなるケースが多かった。

ラッシャバック読みにパワーウィップをあてることで崩していたが、命中不安により外れることも多々あった...

 

VS毒菱構築

初手カミ+カイリュー+ブリジュラス

カミでキラフロルを処理しつつ裏の毒菱が入らない2匹でなんとかしてた。

 

【まとめ】

今期はかなり真剣に取り組んだので最終48位という順位が嬉しい反面、悔しさが残るシーズンとなりました。レギュGでは目標である1桁を目指してまた頑張りますので応援して頂けると嬉しいです。

長くなりましたが最後まで読んで下さりありがとうございます。